ボールを意図的に曲げるインテンショナルフックとスライス
自分の意志でボールをフックさせて打つことをインテンショナルフックといい、スライスさせて打つのがインテンショナルスライスです。
目標方向に対して木があるときには有効な打ち方です。
決まるとすごく気持ちがいいです。
打ち方は簡単
ハッキリ言いますと...練習場では簡単に打てます。
しかしコース(ラウンド)では少し難しいです。
それはなぜか?
景色です...
勿論他にもあります...芝とマットの違い、ボールのライ、そして練習場は平らですがコースでは傾斜地になっていることが多いことです。
景色?という声が聞こえますが、そう...景色です。
景色
コースのレイアウトといったほうがいいかもしれませんが、
例えば、木を避けるためにスライスを選択したとします。
その時、打ち出したい方向にOBゾーンがあればどうですか?
OBに向かってスイングをしなければいけません。
できます?
もしミスをしてボールが真っすぐ行けばOBです。
スライスが持ち球の人は若干恐怖心が薄れるかもしれませんが、逆にフックでしか木を避けられない時にはスライスが持ち球の人には恐怖しかありません。
ボールのライ
もう一つはボールのライです。
インテンショナルスライスを打ちやすいライはつま先下がりです。
もしもつま先上がりならインテンショナルフックを選択したほうが打ちやすいです。
既に曲がる要素をライが持っていますからね。
勿論ラフはスピンがかからないため曲げにくいです。
ラウンドで試す
練習場で打てるようになればコースで実践です。
ボールが思ったように曲がらなくて真っすぐに飛んでもOBにならない場面で打ってみましょう。
比較的簡単に打てるはずです。
なんといっても恐怖は取り除かれていますから(^^)/
打ち方
興味のある方は以前の記事をご覧ください。
まとめ
インテンショナルフックやスライスを打つ練習は、ボールをコントロールしている感が大きくありますが、他にも大きな利点があります。
それはボールの曲がる仕組みが手に取るようにわかるということです。
そして何よりドロー系の人はスライスを、スライス系の人はフックを打つことによって持ち球の曲がり幅の調整に役立つのではないでしょうか。
是非、練習項目に取り入れることをお勧めします。
合言葉は「レイアップ?狙う?」です。
いつもありがとうございます。
ナイスプレーを願っています....風にのせて tetsute’s blog