スライスに限らずフックに悩む人も逆の動きを入れる
これは最初ラウンドでは試すことができませんからまずは練習場でお願いします。
練習場で慣れてからのラウンドで...ということで...
「どうしてもスライスが....」スライスでも安定しているスライスやフェードぐらいなら直す必要なんかありませんしフックでも同じことがいえます。
基本はドライバーもアイアンも同じです。
練習場で試すべきフックやスライスの要素
練習場は平らで自分の向いている方向も明確ですからたくさん試すことができるので最高の練習になるハズです。
スライスに悩む人はフックの要素をいれて、そしてフックに悩む人はスライスの要素をいれてスイングし、その中間がストレートに近い動きになることを理解しながら練習することをお勧めします。
「なるほど...これくらいやれば...」といった具合です。
フックの要素(注:レフティーの人はいつものように逆のときがあります)
- インサイドアウトのヘッド軌道を意識しフォローを右に
- ボールの位置が体の正面でいつもより体からボールを少し離す
- アドレスでフェースを少しかぶせる(荒治療で開くのもありです)
- 右足を少し後ろに引いてクラブをインサイドに上げやすくする
- 体重移動を抑える
- 体打ちを抑え、手打ちをする
- ボールを打った後のフォローでも頭を残す
フックグリップもその中のひとつですが今思いつくのはこの程度です<(_ _)>
スライスの要素はほぼ逆のことをすればいいですね。
少しだけニュアンスが異なるかもしれませんが....
2のボールの位置ですがスライスの要素は左足よりで少し体に寄せるです。
これでアウトサイドインに振りやすくなります。ボールの位置が左で少し手前になっているとスライスになりやすいボールの位置というわけです。
では解説しますね...
- インサイドアウトはドローやフックを打つためには必須です。目標方向よりもクラブを右に振りぬくようにイメージしてスイングしましょう。
- ボールの位置は真ん中に持ってくると右に行きそうで気持ち悪いかもしれませんがフックやドローは右に打出さないといい弾道になりませんからね。
- 荒治療というのは開いて構えると気持ちが悪いためインパクトでは閉じたくなります。
- 右足を引くのはただ単にクラブをインサイドに上げやすくするためです。
- 体重移動を抑える動きは手打ちを誘発する動きです。
- 手打ちはクラブヘッドが返りやすくなります。
- ボールを打った後の頭を残す理由は伸びあがりとヘッドアップをなくします。
スライスの要素の解説もだいたい逆の考えでいいと思いますから解説は割愛します。
全体的な要素としてフックはなにもかにも閉じる動き...スライスは開く要素...だと考えてもいいのではないでしょうか。
したがってフックやドローはボールを捕まえやすいといっていいでしょうね。
まとめ
ひとつづつ練習場で、しかも最初は大げさにやってみるほうがいいでしょう。
その中で「これ..やりやすい...(^^)/」というのがあればいいです。
ポイントは少し大げさにやってみることです。
ボールの弾道がはっきりとしてきたら占めたものですね。
あとはお任せします。
少しづつの修正作業ですから本人にしかわかりません。
合言葉は「逆の動きで気づく」です。
いつもありがとうございます。
ナイスプレーを願っています....風にのせて tetsute’s blog