花道からのアプローチを想定した練習
アプローチとはいえ様々な場所からのアプローチがあり、バンカー越えであったりラフであったり斜面や深いラフもありますが、今回は「花道からのアプローチ」を考えてみましょう。
一番条件のいい場所が花道(グリーン手前の芝が短く刈られた場所が花道です)でありアプローチの基本の距離感が出しやすいところです。
それではいくよ。まずは選択肢...
選択肢
さて、質問です。
条件のいい花道からのアプローチ、「ランニング」「ピッチエンドラン」あるいは「ピッチショット」どれを選択しますか?
この場合、大抵の人は「ランニング」か「ピッチエンドラン」を選択すると思いますが、中には「ピッチショット」が得意という方もおられるのではないかと思います。
「俺はピンダイレクトだぜ~(-_-メ)」....「はいはい...」
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安全な選択
初心者には一番危険が少なく、様々な場面で使えるのが、そして一番実践的なのは「ピッチエンドラン」だと思います。
「ランニング」は条件が良ければいいのですが、限られた選択になります。
アプローチの基本は「キャリーポイント」(ボールの着弾点)をグリーン面に持っていくことがセオリーだからです。
「俺はピンダイレクトだぜ~(-_-メ)」....
9アイアンを選択
勿論8アイアンでもPWでもいいと思います。
ここでは9アイアンを選択しました。
状況としては、ボールからグリーン面までが5y、エッジからピンまでが10yと仮定します。9アイアンのランニングに近いピッチエンドランは、キャリー1に対してランが2になります。(私の場合、平らなグリーンで)
したがってこの場面では5yの地点にキャリーさせれば、10y転がってピンによって行くはずです。
PWの場合は、1対1なので7.5y先がキャリーポイントになります。(グリーンの硬さ等によって異なります)
「俺はピン...」
グリーンの傾斜
そこにグリーンの傾斜の情報を組み込めばおのずとしてキャリーポイントがどこになるのかがわかります。
パターで傾斜を読むように、キャリーポイントからピンまでの傾斜を読みます。
例えば上りのフックラインであれば9Iでキャリー6yで少し右を狙います。
キャリーポイントを誤らなければ勝手にピンに寄って行きますね。
「俺もそれやってみようかな~」...「ピッチショットはミスも多いし...」
キャリーポイント(落とし場所)に打つ練習
練習場で落とし場所を決めひたすらそこに向けて打つ練習です。
誠に地味な練習になりますが、ラウンドでは最高の成果を得ることができますから、頑張ってください。
状況を思い浮かべながら、PWを使ってみたり8アイアンを使ってみたりしながら一点に集中しましょう。
キャリーとランを把握してこそ距離感が鍛えられる
私の場合ですが参考まで(平らなグリーンです)
- PW 1:1
- 9アイアン 1:2
- 8アイアン 1:3
フェースを立てればランは増えますからこの限りではありません。
勿論グリーンの硬さによっても変わります。
自分の距離を把握して「絶対的な距離感」を手に入れてください。
アドレスのしかたや体重のかけ方等は詳しく書いていますので、↓↓↓
まとめ
グリーン周りの魔術師と言われるように、そしてライバルに「あっ(;゚Д゚)」と言わせましょう。必ずスコアアップしますし、パーも転がり込んできますよ。
地道な練習になるのを覚悟しておいてくださいね....
合言葉は、「キャリーポイントはどこ?」です。
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