自分で勝手に「壁」を作るのはナンセンス
100の壁、90の壁、80の壁
上達することによってやってくる「困難なカベ?」果たして困難であるのか...
カベに採用した理由は単に十の位が変わっているだけの事です。
ハーフで言うなら、40,45,50と区切りのひとつにしているだけ。
何か5,10の数字に意味があるのだろうか?
人に聞かれて「39」は「お~っ」、「40」なら「惜しかったね...」
実質1打しか違わないのにですよ。
(十の位が違うとやはりすごく違って感じますよね...)
でも所詮1打です。(されど1打...でもありますが)
90の壁を例にとって考えてみる
その前に「あなたはハーフいくつで回ったことがありますか?」
「ハーフのベストはいくつですか?」を問いたい....
今回スコアが「44」「49」の「93」だと、しかしハーフのベストは以前に「41」を出したことがあるといいます。
一度でも「41」を出したことがあれば「41」は可能性で言えば、いつでも出せるスコアになります。
実力は「41」を出せるわけですから、「82」が出ても不思議じゃないですよね?
それをわざわざ「90の壁」を自分で作ってしまったもんだから...きわどい時は慎重になり過ぎてしまい「いつもの落ち着いた数字(スコア)になってしまいます」
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前半のハーフ
ハーフで44を出せば当然自分で作った90の壁を意識します。
そして後半を45以内で回れるように考えるわけです。
45は勿論9オーバーです。頭から9オーバーという言葉が離れなくなるでしょう。
「ボギー、あと8点...」「ダボ、あと6点...」もう普段のスイングになりません。
そのプレッシャーが、いつものしっくりくる自分らしい93点になります。
本当は90切りが目的ではないはず
一度でも41というスコアを出した人は、本当は80に絡むゴルフがしたいはずです。
「一応90は切っておこう」が90切りの壁を作っている可能性があります。
その思考が90前後のゴルフに落ち着く原因のひとつです。
100の壁も同じ
100を切る場合も同じで、もっといいスコアが出るにも関わらず100という数字を目標にしてしまうから、なかなか100が切れない状況になります。
人は「ギリギリでセーフ」という緊張感を好みます。
100切りを目標に「98で切っちゃったよ」で達成感を感じるからです。
そこに、いきなり86点...100を目標に86は「どんな目標を設定?」となります。
まとめ
目標を設定することは非常にいいことですし、逆に目標のないゴルフ(スポーツ全般)は非常につまらないものになります。
「楽しければいい」は理由になりませんし、私には言い訳にしか聞こえません。
150点たたいて「楽しいでしょうか?」
一度、目標の設定を変えてみるのもいいかもしれませんね。
100切りを90の半ばとか、90前半とか、ピンポイントで98点で回るとか、
パターで3パット「2回までOK」、バンカーに入れないとかに...
ライバルには何が何でも勝つ...なんかもいいですね。
とにかく、それも壁と思うならば、また違った目標も考えてみましょう。
スイングを「このハーフはああしたい」「後半は顔を残す」とかです。
もし壁を作るのであれば、その壁は「今の自分の実力では超えられない」もっと高い位置に持っていくことをお勧めします。
ならば、身近な「壁と思われる壁」は簡単に超えられるはずです。
合言葉は、「それって、壁?」です。
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