ゴルフはもっと楽に、もっと楽しく....
今回から4回にわたり「スイングの要」をやります。
で、今回は手始めに、練習でチェックする重要なクラブの動き、「ダウンスイングではクラブのグリップエンドが先におりてくる」です。
非常に長いですが、最重要なシリーズになることは疑う余地がありません。
ダフリが多い人や飛距離にも関係してきますし、安定したゴルフをすることができるハズです。今やっている練習に加えてみてください。
ただしいつもいっているように、誰にでも共通するとも思っていません....
では初回は簡単にいきます....
ダウンスイングではグリップエンドからおりてくる
アマチュアゴルファーはこれがじゅうぶんでない人がたくさんいます。
私も含めて....ですけどね。
練習で気にしている動きのひとつで、コックをキープしながらダウンスイングをしていくわけですが、がまんがまんのコックでクラブのグリップエンドから降りてくる、なおかつ腰の回転を止めないようにインパクトまで一気に振りぬく練習です。
この動きをゆっくり超ゆっくり体に覚えこませます。
というか、記憶させます。
リリースポイント
しかしながらコックはどこかの段階でほどけていかなければいけません。
こればかりはやってみないとわかりませんね...
コックを解放してやるわけですが、そのコックのほどける位置がアマチュアゴルファーは非常に速い段階でほどけちゃっているわけですよ。
コックが早くほどけることによっての弊害は、ダフリとクラブのロフト角に影響してきますが、ダフリはわかりますね?
そう、まだ降りてきてはいけないヘッドが早くおりてくるもんですから早い段階で地面に衝突してしまいます。
ロフト角に関していえば、インパクトにおいてハンドファーストでボールをとらえることができていなければ、クラブの本来のロフト角をキープできなくなるわけです。
グリップエンドからおろす練習
野球経験者の人はわかるハズ....昔の練習を思い出してください。
そうです....素振りを開始する最初の動きはバットのグリップを体から離さずグリップエンドからボールに向かっていくその動きです。
ゴルフも同じで、グリップエンドをボールに向けた状態を持続しながらクラブを下ろしていく、なおかつ腰の回転を止めないようにしながらいっきにフィニッシュまで回転する動きを体に叩き込みましょう。
素振りで理解する
素振りでは超簡単にできるハズです。もちろん誰にでも....
しかしボールを置くと「あら、不思議...」全くできていません。
いかに、クラブフェースをボールに早くコンタクトさせたい、そして安心したいと思う気持ちがグリップから降りてくる動きを邪魔している原因なのです。
まずは、ボールぬきでの素振りで練習しながら、たまにボールを打ってみる。
そして、小さい動きからやってみましょう。
リリースポイントも掴めてくるハズです。
右手を使う
ただし...大事なことを忘れてはいけません。
グリップから下ろすことばかり考えているとリリースポイントが遅れることによって振り遅れの原因になりフェースが開いてインパクトを迎えることになります。
ボールを打ってみてスライスする人は、右手に頑張ってもらう必要があります。
振り遅れを解消するには、右手を押し込む動きが必要になるでしょう。(ここは最重要です)
最重要なんでハーフウェイダウンの記事で詳しくやりますね。
さいごに
野球のバットを振る動きとは少しばかり違う気もしますが、動きの基本は全く同じもので、早く振るには...最短で振るためには必要な動きであることに相違ありません。
スピードが出たところでクラブのリリースがはいってきますから、当然ヘッドスピードも自然に上がります。
そんでもって、頭を残す(顔を残す)こともお忘れなく....
私はこの顔を残すことが疎かになります。
ボール...気になりますもんね....
合言葉は「グリップエンドから....ですが、振り遅れに注意」です。
いつもありがとうございます。
ナイスゲームを願っています.... GOLF 風にのせて tetsute’s blog