ゴルフはもっと楽に、もっと楽しく......GOLF 風にのせてtetsute's blog
「すべてのスイングで重要なたったひとつのポイント」(前編・後編)の続き...というか、そのためにするべきスイングの要になります。
【ゴルフ】すべてのスイングで重要なたったひとつのポイント(前編) - GOLF 風にのせて tetsute’s blog
【ゴルフ】すべてのスイングで重要なたったひとつのポイント(後編) - GOLF 風にのせて tetsute’s blog
ゴルフスイングで一番大事な部分のひとつといっても過言でない「ハーフウェイダウン」を簡単に解説しますが、最初に断っておきます。
わずかコンマ何秒の世界なので感覚論と理屈でしか表現できませんが、そこんとこ理解したうえで聞いてください。ではいくよ...
スイングの正解はハーフウェイダウンとインパクトにあり
この話をすると「これまでのレッスンは必要?」という声が聞こえてきそうですが、それはそれでまた「自分の最高のスイング」を作る、そして「スイングを固める」ためにはやはり必要になる人もいるのです。
ということは必要にならない人もいるということです。
どんな理論が自分にあっているかは本人にしかわからないのですから....
インパクトでフェースを戻す
インパクトで「フェースが目標方向に向いていればいい」といいました。
言うのは簡単ですし、考えてみれば当たり前のことでしょう。
極端にいえば、それまでの過程はどうでもいい...とまでいいました。
そうなんです。
ゴルフは狙ったところに打つことができればすごく簡単になります。
しかしそのスイングを安定させるためにはほかの動きも少し必要になってきます。
ではそのフェースの向きを一体どうやってアドレスの状態に戻すのか?
ハーフウェイダウン
その答えがハーフウェイダウンの中にあります。
ハーフウェイダウンというのはダウンスイングに入り、グリップが腰より下にさがったあたりからインパクトまでのスイングの範囲をいいます。たぶん....
このハーフウェイダウンの中でコックをリリースしながら、同時に右手を使って(かぶせていく動作)フェースを閉じていかなければいけません。
右手をかぶせていく動作によって勝手に手首のコックも戻される...といったほうがいいかもしれません。しかも腰は先行して回っても体と頭は残りグリップも体の正面から外れてはダメなのです。
どうです?難しそうでしょ?
実は簡単なんです
文章で聞くと難しいので試しに練習場でやってみましょう。
スイングのふり幅はできるだけ小さく、例えるならグリップは腰の位置くらいにしてみてください。まさしくハーフウェイダウンの位置になります。
コックをしっかり作りその状態をなるべく崩さないようにしながらスイングします。
その時、同時に右手を返す動きを入れましょう。
腰を回さないスイングではボールはつかまり過ぎて左に飛んでいきます。
(レフティーの人はもちろん逆ですよ...)
腰のリードを入れることによってボールはつかまった状態でほぼ真っすぐに飛んでいくと思います。
これがハーフウェイダウンの動きになります。
すごく簡単ですね....ここまでは。
フルスイングになるとできない
小さな動きですから、そしてゆっくりした動きなので誰にでもできます。
しかしフルショットになるとできません。
ハッキリ言って上級者もできている人は少ないでしょう。
ギリギリまでコックをキープできる人はプロになっています。たぶん....
まさに運命の分かれめ
できなければ、どこかで妥協するしかありません。
フェースをインパクトで目標方向に向けることができるコックをほどくタイミングと、スイングリズムやテンポを考える必要があります。
- 体の回転やスイングを早くすればフェースを戻すことができない...
- コックをほどくタイミングを遅らせれば、これまた戻らない....
ということが起こります。
練習方法、どうやって自分のものにする?
徐々にスイング幅やスピードを上げていくしか方法はありません。
その練習の中で「フェースを戻す」ことができる「自分のリズム」や「コックをほどく(右手を押し込む動作)タイミング」を体で実感するのです。
何を隠そう、これが本来のクラブの動きなのです。
必要以上に飛ばそうと考えたスイングをすることによってフェースを戻すことができなければボールは無残にもスライスしていくことになります。
さいごに
ハーフウェイダウンの重要性がわかってもらえたと思います。
その他の動きはどうでもいいとまではいいませんが、それほど大事な部分ということはいうまでもありません。
一度、他の部分の練習は忘れて、ハーフウェイダウンだけの練習をしてみるのはどうでしょう?勿論全ての人にハマる練習ではないことは承知しています。
注意してほしいのは、
どんな理論をチョイスするかはすべて自分の責任になります。練習ではその部分を意識しますが、ラウンドで通用するのはその理論は無意識に実践できなければいけません。
そこがスイング改造の難しいところだと私は感じます。
スイング改造中は大抵の場合スコアアップは望めません。
信じるか信じないかはあなた次第です。
(表現のしかたでよくわからない部分が多々ありましてご迷惑をかけました)
合言葉は「誰にも教えたくないスイングの基本」です。
いつもありがとうございます。
ナイスゲームを願っています.... GOLF 風にのせて tetsute’s blog