景色や傾斜に誤魔化されるべからず
丘陵地のコース上には、ほぼ平らなところはないといっていいでしょう。
そんな中でのプレーにおいて、景色や傾斜によって狂わされているボールの行方は計り知れないものがあります。
ティーイングエリア
ティーイングエリアもその中の一つでしょう。
「唯一ティーイングエリアは平らだ」と思っているあなた....それは間違いです。
水はけをよくするために後方に少しばかり傾斜を設けています。
その証拠に溝が作ってあるところもあります。溝に向かっての傾斜です。
もう一つ、ティーイングエリアのティーマーカーです。
白とか紫のマーカー...それより出てはいけませんよ...ここから打ちなさい...的なやつです。わかりますか?
よく見ると、打ちたい方向を向いていないことがあります。
これにずいぶんの人が誤魔化されています。(私も含めて....)(>_<)
高低さもその一つでしょうね...打ち上げのホール。打ち下ろしのホールです。
フェアウェイやラフ
フェアウェイやラフに関しては、いうことありませんよね。
皆さん知っての通り傾斜だらけです。
しかしながら軽い傾斜によってのボールの行方に納得できず、それが傾斜の仕業と気が付かないことがあります。
そこが厄介なところです。
「おかしいなぁ~、今日は右にでるな~」と、スイングの調整をしてしまいます。
終わりです。罠にはまりました ...今日は終わりです。
グリーン
ベントグリーンの傾斜は傾斜に忠実にボールは曲がります。(高麗グリーンでは芝目が強いのでその限りではありません)
しかし、その傾斜、あってますか?
ここでの罠は「周りの景色」です。
どの位の曲がりかは打ってみないとわかりませんが、明らかに「読み」と違った場合にはボールはカップからどんどん離れていきます。
周りの景色に惑わされることのないようにしましょう。
私は「足の裏」を信用します。
構えた時に感じる足の裏の感覚です。
あとは人のパットを穴が開くほど観察します。
これが一番正しい傾斜です。(^^)/
(一番に打つ人はこの手は使えませんね)
アマチュアゴルファーの皆さん、罠にどっぷりハマらないように....
今日の合言葉は、「この傾斜はどっちに行きやすい?」です。