ライン出しのショットでグリーンを狙え
プロのトーナメントを見ていると、「ライン出しですね」と解説者が言っています。
以前キャディーさん付きのゴルフに行ったときに研修生(女子)の方についてもらいました。その時の会話を紹介します。
状況は、7アイアンでは少し大きく8アイアンでは少し距離が足りません。
私:「7では大きいしなぁ~」...「キャディーさんあなたならどう打つ?」
研修生:「私なら...ワンクラブあげて、おさえて打ちます」と....「ボールを上げると風の影響も受けるので....」
なるほど....と思いました。
おさえて打つ=ライン出しのショットということです。
ライン出しとクウォーターショット
クウォーターショットとは?
ほぼ同じ感覚とは思いますが、私の中では少し違います。
クウォーターショットとは3/4のショットです。
振り幅で言うとバックスイングは左腕が地面と平行あたりで切り返しフォローは右腕がやはり地面と平行あたりまでの「コックは普通に使う」ショットと認識しています。
ライン出しとは?
基本、コックをなるべく抑えて、グリップ位置が体の正面から外れない打ち方で、勿論インパクトで手首を返さないで、距離にあった振り幅をするのが必須です。
ライン出しの条件は打ちたい方向に線を引いたように真っすぐに打つこと。
さほど変わりがないように思えますが、ライン出しショットはまさしくラインを引いたように打つためのショットになります。
どんな時に使うか
曲げたくない時と、通常より低い球が打ちたい時と、番手間の距離です。
番手間の距離はわかりますね...大きめのクラブでライン出しです。
低い球は、フルショットよりスピン量が減って低くなります。
曲げたくない時は、絶対にライン出しです。
その理由は、
手首を最小限に固めているためインパクトでフェースが返りません。というか手首を返さない打ち方にしているからです。
ライン出しの打ち方
先ほどにも出てきましたが、コックを抑え、グリップを極力体の正面から外さないようにバックスイングをします。
インパクト付近ではフェースの向きがターゲット方向に長く向くイメージです。
フォローで「右手をかぶせない」イメージの打ち方になります。
したがってインパクトは意識しないほうが実際にはいいかもしれません。
わかりにくかったですか?<(_ _)>
練習場で自分のものにしましょう。
是非、ライン出しのショットを覚えてくださいね。役に立ちます。
合言葉は、「ライン出しでいこう」です。