コントロールショットのイメージとして....
例えば、アゲンスト(向かい風)や、打ち上げのホール、傾斜でフルショットができない、または8アイアンでは少し距離が足りないので7アイアンでライン出しのショットを....などのときに役立ちます。
コントロールショットもインパクトは同じ
コントロールショットは決してインパクトで調整するショットではありません。
一番手大きなクラブ(距離のでるクラブ)を選択して、グリップを少し短く持ち、そんでもってトップ位置とフィニッシュをほんの少しだけ小さくしますが、インパクトの力感はフルショットとほぼ同様のスイングです。
スイング自体でいえばフルショットの5割~9割といったところでしょうか。
同時に右手をあまり返さないイメージでスイングするライン出し的なショットです。
まぁ、私のイメージですけどね....
コントロールショットは距離と方向性
スリークォーターやハーフショットもコントロールショットです。
このショットの目的は方向性とインパクトでのミート率アップ重視になります。
もちろん距離をあわせることも必要になります。
しかし大きなクラブをもっているからといってインパクトを緩めてしまっては何の意味もありません。
決してインパクトの強弱で距離をあわせにいかないようにし、振り幅やグリップ位置で調整します。
コントロールショットの練習
ドライバーからアイアンまでのすべてのクラブで練習できます。
というか、できます...ではなくてやったほうがいいです。もちろんドライバーのミート率アップも兼ね備えている練習にもなるんですから....
例えば8アイアンの距離を7アイアンで打つだけでなく、ドライバーで150y打ってみたり、180y打ってみたり...とかの練習もしてみましょう。
練習方法
まずは自分の好きなアイアンでフルショット、次にグリップをほんの少し短く持ち番手間の距離を狙って打ちます。次は一番手下の距離....といった具合です。
重要なところは、
腕と肩でできた三角形をキープした状態でバックスイングを始動し、コックを入れる人は普通にコックを入れ、約スリークォーターぐらいのトップでダウンスイングに入りインパクトまでしっかりヘッドを加速させ、フォローはなるべく左右対称のフォローを目指します。(なかなか止まらないですけどね....)
次にハーフショットのふり幅まで落としていきましょう。
(もしかしたら小さい振り幅から始めたほうがいいかも....)
左右対称のフォローを目指す目的は右手を返さないイメージを体に植え付けたいからです。私の場合ですが....
どうしてもスイングは左右対称にならず行き過ぎますが、目標です。
とにかく方向とミート率アップを目指します。
距離感を養う
「これくらいのトップを作れば...」「これくらいの距離か....」
練習やラウンドを重ねるうちに距離感は自然と体が覚えてくれます。
それまでは素振りで予行演習し「これくらいかな?」と....少しパッティングにも似た感覚の素振りに似ているような気がします。
こんな時にも使える
例えば打ち上げのグリーンを狙うショットの場合、どれくらいの打ち上げか?によって少し変わりますが、いつもの距離を打つ場合そのクラブを使うと当然フェースのロフトは少し大きくなります。そしてフルショットも難しいでしょう。
そんな時には一番手上げてコントロールショットで攻めてみましょう。
アドレスで目線をなるべく水平に保つことも大事になります。
まとめ
コントロールショットはいろんな場面で大活躍します。
足元に傾斜があればフルショットもさせてもらえません。
アゲンストであれば、フルショットをすればするほどボールは吹き上がり風に押し戻されることにもなります。
ここぞのグリーンを狙う時のためにしっかりマスターしておきましょう。
もちろんショートゲームのアプローチの練習にもその技は生きてきます。
合言葉は「インパクトで調整しない」です。
いつもありがとうございます。
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